【材料】
柚子 5個(およそ500g)
上白糖 400g(重量の80%)
【作り方】
1、柚子の汚れをタワシでこすり取り、汚い部分を取り除く。
2、皮と実を分け、種をとりわける。
3、皮を好みの厚さにスライスする。
4、砂糖と柚子を鍋にあわせ、なじむまでよく混ぜる。
5、10分ほど中火にかけ、出来上がりの硬さよりゆるいうちに、火を止める。
6、煮沸したビンに保存する。
※柚子の苦手な方は、もう少し砂糖を増やしてください。
◆塩ゆず
ゆずの重量10%の塩を交互につめ、1日1回振り、とろみがついたら完成。
◆ゆず化粧水
日本酒(アルコール度数20度以上) 3:ゆずの種 1の重量割合で瓶につめ、1日1振り、1週間おく。種を取り出し、2~3倍の水でうすめ、肌にパッティングする。1か月保存可
◆ほんゆずと花ゆず
日本では、「ほんゆず」と「はなゆず」は混同されているようですが、別の種類です。
ゆず茶に使われているゆずは「ほんゆず」が多く、大きく黄色い玉で、やや表面がでこぼこしています。
木にはトゲがあります。
日本では高知県山間部や東部、徳島県では多く栽培されているほか、広く庭木として成育しています。
原産は中国の揚子江上流で、韓国の済州島や全羅南道高興郡もゆずの産地です。
これに対して「はなゆず」は「一才ゆず」とも呼ばれ、花はよい香りですが、ほんゆずに比べると果実が小さく香りがうすいのが特徴です。
◆柚子の効能
昔から、ゆずはお風呂に入れたりするなど体を温める効果が高いことで知られており、風邪の予防にも最適だといわれています。
ゆずには豊富なビタミンCやコラーゲン、鉄分などが含まれていて疲労回復、風邪予防、そして女性に嬉しい美肌効果も期待できます。そして、デトックス効果もあります。
ビタミンCはレモンの3倍に相当し、特に柚子の皮には、果実の4倍のビタミンCが含まれます。
また、ゆずの種には血行を良くするピネリンやリモネンリナロールなどイエットやダ健康に有効な成分が豊富に含まれていて、ゆず茶を作るときに一緒に入れるとその有効成分もゆず茶の中に溶け出します。
ゆず茶を寝る前に飲むことで、デトックス効果を促進します。さらに、ゆず茶には精神を安定させる働きもあり、眠れないときに飲むと効果を発揮します。ゆずに含まれるコラーゲンは、体内の細胞を活発化させ、脂肪を燃焼させることができます。ダイエット効果もあります。
そして、なんといっても、「香り」の主成分リモネンが安らぎをあたえてくれます。