肉包子・肉まん・20個分

中華まんじゅうの起源は、中国の三国時代(220年頃)、名将・諸葛孔明(しょかつこうめい)が作らせたことで知られています。南方の蛮族を征伐するため川を渡ろうとした孔明、しかし、風雨のため川が氾濫し渡れません。川を静めるためには、人頭を水神にささげ祭るという信仰に従わなければならないのですが、部下を犠牲にすることは出来なかった孔明は、それに代わるものとして小麦粉を水で練って皮を作り、羊と豚の肉を包んで、人頭に似せたまんじゅうを作りました。これを水中に投じたところ、見事に風雨が静まり、戦いに勝つ事が出来たのです。このまんじゅうが肉まんの始まりとされています。

【材料】
※生地
1 薄力粉 400
2 強力粉 100
3 ドライイースト 6g
4 ぬるま湯 40g
5 砂糖 40g
6 ベーキングパウダー 10g
7 ラード(油) 20
8 ひとつまみ 1g
9 200
※肉まんの餡
1 キャベツ 100g
2 60
3 長ネギ 60
4 生姜 20
5 豚挽肉 200
6 小さじ1/2
7 砂糖 大さじ1
8 醤油 大さじ2
9 大さじ2
10 オイスターソース 大さじ1
11 胡麻油 大さじ1
12 片栗粉 大さじ2
【作り方】
< 皮 >
 ① 1~8の生地材料をボールに入れて、よく混ぜ合わせる。 
 ② ①に水を少しずつ入れながら良く混ぜ合わせ、固まってきたら、なめらかに弾力がつくまで10分位良く練る。ラップをして、常温に置く。
 ③ 1時間置き、1、5倍に発酵させる。 
<餡>
 ① キャベツは角切りにし、筍は5mm角にきり、生姜、長ネギはみじんぎりにする。
 ② ボールに挽肉、調味料を加え、粘りが出るまでよく混ぜる。
 ③ ②に①の食材を入れ、さらに良く混ぜあわせる。 
 <成形>
 ① 皮と餡をそれぞれ20等分(1個40g)にして包み、20分位2次発酵させる。 
② 蒸気の上がった蒸し器で、10分蒸す。