「巻繊」はせん切りにした材料を巻いたという意味で、大根やゴボウ、人参などを細切りにし、油でいため、湯葉や薄焼き卵でまいたり、蒸したりしたものです。
それらから精進料理へ派生したので、肉などの動物性タンパクは加えません。
だし汁も本来は昆布と椎茸からとなります。
参考:語源由来辞典
材料(8人分)
木綿豆腐 1丁(300g)
里芋 3個(200g)
大根 10cm(150g)
人参 1本(100g)
ごぼう 1/3本(100g)
椎茸 3枚(60g)
長ネギ 1本(150g)
こんにゃく 1/2枚(100g)
だし汁 1000cc
ごま油 大さじ2
醤油 大さじ1・1/2
塩 小さじ1
酒 大さじ2
作り方
①豆腐はザルにあけ、軽く水きりをしておく。
②大根、人参は3mm厚の半月切り、ゴボウも同じ位の輪切りにして酢水にさらし、里芋は5mm位の輪切りにする。
③長ネギは1cm位の輪切り、シイタケは軸をとり1/4に切る。
④こんにゃくは一口大にちぎる。
⑤豆腐は大きめにちぎる。(炒めるときに崩れるので)
⑥鍋にごま油を熱し、豆腐を炒める。
⑦しっかり炒めたら、野菜を加えひとまぜする。
⑧水分が多く出てくるので、そのまま蒸し煮のように5分くらい待つ。
⑨水分がなくなったら、かき混ぜる。
⑩だし汁を加え、火が通るまで、10分位煮込む。
(だしの昆布を切って加えたり、葱の青い部分もいれても良い)
⑪調味料を加え、調整する。