色鮮やかバジルソース

●語源
バジルの語源は、その高貴な芳香から「王らしい」を意味する「bashilicum:ラテン語」に由来し、古代ギリシャでは「王家の薬草」として浴湯や薬に使用されていたそうです。
日本には江戸時代に渡来し、種を水にひたしてゼリー状にしたものを目の洗浄に使用していたことから「目箒木(目防き」と呼ばれていました。

●成分
さわやかな芳香には、頭痛やめまいがやわらぐとされ鎮静作用や食欲増進作用があり、殺菌・抗菌効果より風邪や口内炎にも使われていました。
また、微量にサポニンを含み、咳止めの作用があります。

近年では大量に含まれるβカロチンの効果により、有害な活性酸素から身体を守る抗酸化作用が注目されています。

また、1990年アメリカ国立がん研究所が発表した「デザイナーフーズ」プログラムから、がん抑制効果のある植物性食
品の中にバジルが紹介されています。



【材料】
・バジルの葉 100g
・にんにく  2かけ(10g)
・エクストラバージンオリーブオイル 150g+20g~50g
・塩 小さじ1(5g)
・胡椒 お好みで(無くても可)

【作り方】
①バジルの葉を茎からはずし、汚れていたら軽く水で洗い、よく水気をとる。
 (香りが飛ぶので、出来れば洗わない方が良い)
②にんにくは、薄皮をむき、芯の部分をはずす。
③バジル、にんにく、オリーブオイル 150gをプロセッサーにかけ、回す。
④なめらかになるように、オリーブオイルを加え濃度を調節し、塩、こしょうを加える。

●保存は、密閉容器にいれ、表面が空気に触れないようにオリーブオイルで蓋をし、冷蔵庫に保存する。
冷蔵庫で一か月保存可能